将棋ノート(将棋初級者奮闘記)

大人になってから将棋を始め、将棋の上達をこじらせてしまった私の奮闘記です。

終盤力の話ですが、詰将棋からは何も得られないと思いながら指してると詰将棋だけが上達していくPrelude

夏風邪気味ですが親知らずを抜歯しました。

痛み止めが効いてるのでグッスリ眠れそうですが
寝る前に今回は詰将棋もとい終盤力の話です。
終盤力を[しゅうばんちから]とイデオンっぽく
読んだのは私だけでは無いはず。


たまに、詰将棋は上達に繋がらないという人がいます。

私は将棋が下手で、自身の経験からみても、そうだと思ってました。でも、今は上達すると思ってます。

将棋を始めた頃から詰将棋も始めてまして、休みの日は詰将棋を解くだけで1日が終わることもありました。これは上達のためではなく、単に詰将棋が好きなだけです。

最初は1手詰でさえ難しいと感じてました。ですが、上達すると簡単に解ける17手詰があると思ったら、解くのに半日近くかかった難しい3手詰があったりと詰将棋って不思議だと魅力を感じました。

そして…詰将棋が解けるようになるのと同時に分かってくるのが、問題の価値と重要性。
「この問題は実戦向けじゃないな」と思うと、詰め手順が分かってもあまり嬉しくないこともありました。

特に、打ち歩詰め回避の不成や詰将棋らしい大駒の捨て方などの詰め手順を対局で活用した経験はありませんでした。

問題によっては邪魔になってる駒を消していく指し方とかあるので、役に立つのもあるんですけど…

詰将棋独特のルールが上達に繋がらないと思う…ということでしょうが

私がその考えを覆したきっかけは、必死や詰めろを扱った本を読むようになって、詰将棋よりも格段に難しいと感じたことでした。でも、この頃はまだふんわりとした感覚で、確信はしてませんでした。

それから毎日必死問題を解いてる内に、詰将棋を解く手順の考え方が変わってきたんです。

今までは、玉が一番居場所の悪そうな場所はどこか?と当たりをつけて、玉を誘導しやすい手順を最優先で考えてました。

これだけをやってると、実戦では他の守り駒や持ち駒による受けを見落としがちで終盤力の上達に繋がっていませんでした。

サッカーで例えると、ペナルティエリアまでたったひとりで突っ込んでいくようなもので、これでは攻めが切れやすくて効率悪いです。

必死や詰めろを扱った本を読んでいく内に、どこに攻め駒がいたら攻めが続けられるのか?どうしたら攻め駒を増やせるのか?相手の守り駒をうまく消すには?と攻撃の効率性を考えるようになりました。この考え方は詰将棋ではあまり養えにくいです。

それと、必死問題だけでも詰将棋だけでも終盤力は鍛えられないと確信した出来事がありました。


将棋をはじめて一年経ったある日。
実力は格段に上なのに終盤が凄く弱い人と対局させてもらう機会がありました。

相手がずっと有利に戦っていたのに
終盤で飛車や角をタダで渡してきました。
最終的には私の持ち駒は飛車角金銀だらけに。
こんな大逆転の決着が何局も続きました。

何度も同じような事をやられたのでわざとなのかな?と思いましたが、雑談混じりに理由を訊いてみると「訊かれるまで、敵陣に攻め駒を増やすという発想が無かった」でした。序中盤の強さを実際に肌で感じてたので、んなアホなと思いました。

その人は序中盤、中段や自陣では多くの駒を上手く連係させていました。とにかく強くて心が折れました。でも、終盤になると、どの駒を使って玉を追い詰めたら良いのか分からないと真面目に言われました。例え、相手玉に近い駒があったとしても追い詰めるための包囲や連係の方法が分からないということでした。

詰将棋に必死や詰めろ、凌ぎの手筋の本を読んでますか?と訊ねると「難しそうで読んでない」でした。絶体読んだ方が良いと勧めました。
良い具材なのに揚げ方が下手な天ぷら
だと例えて言ったら
「意味分かんない」とツッコまれたとです。

それから数ヵ月後、また指させてもらう機会がありました。
私、全く勝てなくなりました。
勧めなきゃ良かった。マジで。

順当に序盤・中盤・終盤ボッコボコに完敗でした。

詰将棋はあまり好きでは無かったようですが、詰将棋と必死・詰めろ・凌ぎの手筋をセットで勧めてきた理由は何となく分かったと言ってました。


まとめると

点と点を結んだ攻めが詰将棋なら

点と点の結ぶ方法をまとめたのが必死・詰めろ

繋がった点と点を切る方法が凌ぎ

ですかね。ざっくりですみません。

詰将棋だけでも必死、詰めろだけでも終盤力の強化に繋がらないと思ったのです。バランスって大事ですね。


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