将棋ノート(将棋初級者奮闘記)

大人になってから将棋を始め、将棋の上達をこじらせてしまった私の奮闘記です。

立石流四間飛車

どうも、お久しぶりです。
ゴールデンウィーク、どうお過ごしですか?

今回は私が一番好きな戦法である立石流の話です。今回は長くなりますよー。
後半には立石流関連の棋書の話もあります。

このブログでたまに出ている「立石流」ですが
「立石流」って何ですか?って話からです。

立石流とは「立石流四間飛車のことです。

立石流はアマチュア強豪の立石勝己氏の考案した戦法でプロ棋士居飛車穴熊対策として注目し、研究・発展していったというユニークな経緯をたどった戦法です。

後に居飛車側が駒組みに工夫するなどの立石流対策を練るようになり、プロ棋戦では指されなくなりました。

私達アマチュアでは今でも指されている戦法ですが、立石流だけを扱った棋書は今のところ存在しません。

その理由は私の解釈ですが、立石流の方針と特性にあると思います。

立石流の目的は、角交換をしても居飛車穴熊を目指してくる相手の駒組みを咎めて、石田流を目指す戦法です。

石田流へ派生していく特性のため、石田流や角交換振り飛車の棋書で扱われることがありますが、序盤戦術なので元々棋書にするだけの情報量として少ないんです。

居飛車穴熊対策として有名な戦法のひとつですが、私は相手が穴熊に限らず、銀冠や左美濃でも指したりします。

その理由は立石流がバランスが良い戦法であること。通常、石田流に組み損ねると駒の位置が悪いので劣勢の中、立て直さないといけなかったり、最悪の場合は既にほぼ敗着だったりします。
立石流は石田流に指せなくても、お互い牽制しながら指してるので均衡が崩れる前に方針と戦略を練り直せます。これならこっちは角交換振り飛車として指せます。

と何やかんや言っても性に合ってるので
理屈抜きに好きなんです。立石流。
立石氏は2016年に逝去されましたが
立石流という戦法は残ってますし
これからも指されていくと思います。
下手ですが私も指し続けていきます。


ここからは棋書の話ですが
これがちょっと頭の痛い話です。

先述の通り、立石流は石田流が指せないと意味がありません。そして、立石流だけの棋書もありません。

ですが、ネットで立石流の棋書を検索すると立石流を指しこなす本というガセが出回っているのです。今ではある程度削除されたようですが、これはかなりタチが悪いです。

ガセネタが出回ってた当時は「指しこなす本」を出版してた社名から「立石流を指しこなす本」が出版されているという噂が流れていたようです。
ありそうなタイトル名から引っかかった方もいたようですがネットで検索するとすぐにバレますし、嘘を言いふらしてた張本人は誰が執筆したのか全く挙げなかったことから嘘だとバレたようです。

こういうのは本当にやめてほしいです。
ジョークの範疇を超えた悪質なもので、将棋が本当に好きなら絶対にやったらダメなやつです。好きじゃなくてもやったらダメです。

ここから本題です。

今回は新古含めて5冊紹介します。

古い棋書の方が充実した内容の解説でしたですが、入手が難しいのと、今ではあまり指されない手順も多かったので無理して揃えなくても構わないと思います。

古い棋書では共に小林健二先生が執筆した
創元社振り飛車奇襲戦法①
毎日コミュニケーションズ・新スーパー四間飛車

の2冊です。立石流を取り上げた棋書は他にも何冊かありますが、比較的分かりやすかったので紹介しました。

今回のイチオシはこの2冊です。
理由は入手しやすいからです。その内の1冊はこのブログで初の電子書籍からの紹介です。
河出書房新社四間飛車を指しこなす本②
第1章 角交換挑戦型の項目、立石流と書いてませんが、石田流を目指す手順や角交換、飛車先の指し方、大駒の交換の手順などが立石流の基礎の勉強になりました。

将棋世界2016年10月号の付録
定跡次の一手・立石流四間飛車[電子書籍]

ネット通販や本屋で取り寄せることも出来ますが、電子書籍なら付録だけダウンロードできるので120円と格安です。今なら108円とさらに安くなってます。
(Googleプレイで確認済み)

最後に紹介する1冊は
内容が難しいので参考程度にどうぞ。
マイナビ
知られざる振り飛車の秘法 真・石田伝説

この棋書は昔、出版された2冊の棋書を1つにした棋書で、内容は古いですが入手自体は比較的楽です。

ですが、立石流ではなく、あくまでも石田流中心の内容であり、元々石田流の指し方をある程度理解してないと難しく、内容全体が有段者寄りの棋書です。

この棋書は文庫本サイズと小さいのは便利ですが、これがちょっとキツいです。

次の一手のような、局面図中心の問題集ならまだしも、小さい本で解説中心のレイアウトは文字が小さすぎて私のような老眼にはとても辛いです。老眼を言い訳にしたくないんですけど、老眼鏡かければ解決っていうほど楽じゃないです。


最後に。

私は立石流の存在を知って、ようやく将棋を始めたんだなと実感したんです。

このブログを始めるよりも前、それまでほぼ全く勝てなくて辛い時期がありました。

ですが、たまたま将棋ウォーズで四間飛車から適当に飛車を指し直したことで「立石流」とエフェクトが出たのを見て、立石流を調べたことがきっかけで改めて振り飛車の勉強をしたことで、まるで溶岩の底に沈められていたようなスランプから抜けることが出来たんです。

立石流を通じてアイデンティティと言いますか、自分の将棋を掴もうと手を伸ばした瞬間でした。立石さんとは面識はありませんがとても感謝してます。

今回は「立石流を指しこなす本」のデマを
パワー中飛車攻めつぶしてみました。
最終目標は「立石流 棋書」と検索して
デマよりこの記事が出ることです。
拙い内容ですけど嘘よりは良いはずです。


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