将棋ノート(将棋初級者奮闘記)

大人になってから将棋を始め、将棋の上達をこじらせてしまった私の奮闘記です。

「攻めて強くなる戸辺流中飛車」を買ったんですが…

私は振り飛車指してますが、中飛車が苦手です。

一応、勉強はしてますが性に合わなくて苦手なんです。

最近、休みに大きな書店に行きまして、色々棋書を物色していると

「攻めて強くなる戸辺流中飛車を見つけました。

発売された頃から欲しかったんですが、近所の本屋に取り寄せてもらったら勝手に売られてしまって置いてなくて、その内に棋書の存在を忘れていました。

最近の将棋ブームには驚かされます。今までは大きな書店に行けば、買えない新書はほとんど無かったのに、皆さんこぞって買っていくので、欲しい棋書が買いにくくなりました。嬉しいんですが、ちょっと困りましたね。

複数あった欲しい棋書全ては買えませんでしたが、相振り飛車の棋書と本書を買うことができました。

振り飛車の棋書紹介をするつもりはありません。あえて書くなら、相振り飛車の棋書は範囲や著者によって方針がかなり異なるので、好きな棋士の棋書を買うのが良いと思います。アドバイスにすらなってなくて、すみません。

話を戻します。

株式会社ルークから発売された
「攻めて強くなる戸辺流中飛車の内容ですが
棋書とDVDの抱き合わせセットです。

DVDでの映像付き解説がメインで
棋書では解説の内容を復習する
次の一手方式の問題集になってます。

解説は戸辺誠七段 聞き手は藤田綾女流二段です。

主な戦形は
第1章 先手中飛車 5筋位取り
[対棒銀・対7三銀型・対6三銀型]

第2章 先手中飛車 角交換型
[駒組み編・仕掛け編]

第3章 後手ゴキゲン中飛車
[対8六歩急戦・対超速3七銀・対丸山ワクチン]

第4章 相振り飛車
[対四間飛車・対三間飛車
・相中飛車は2パターン]

それと特典映像が3つ
[中飛車に組ませてもらえない場合の対処法]
[戸辺誠に質問Q&A]
[振り駒の歌]

取り上げる範囲は序盤から中盤までに限定しています。中飛車の「型」を覚えるのに特化しています。

後手ゴキゲン中飛車の項目では本来、こちら側は後手なので、盤面の上側で解説をするのが正しいんですが、初級者に分かりやすいように上下逆にして解説しています。
(上下逆で掲載する棋書は少ないので
ある程度棋力のある人は
知識の再確認で勉強しようとすると
逆に分かりにくく感じるかも知れません)

ぶっちゃけ、私が持ってる棋書と範囲がかなり被ってますが、先に映像での解説を観て、棋書の問題集で中飛車習得の確認をするというコンセプトは他の棋書には無い要素で、これはとても分かりやすいです。

ですが、この棋書には問題点が2つあります。

一つ目はDVDの再生メニューに
戦形毎で項目を選べないため
章ごとにしか再生出来ません。

例えば、観たい項目が丸山ワクチンの場合は直接、丸山ワクチンの項目は選択出来ないので、一旦、第3章を選択後に丸山ワクチンの項目までチャプタージャンプする必要があります。

2つ目はこの棋書、本屋で買うより
株式会社ルークから直接購入した方が良いんです。

直接購入すると追加特典として
さらに実戦的な内容を解説したおまけDVDと
DVD収納ボックスが付いてきます。

※あくまでもおまけなので
約1時間くらいの収録です。

私のような初級者なら無くても構わないんですが、もう少し踏み込んだ内容が欲しい方には直接購入が良いと思います。

おまけの有無ぐらいで問題点とか何言ってんの?
と思うんかも知れませんが、おまけが付くこと自体、本書に記載してませんし

そもそも、ネットで確認するまで
特典の存在自体が分からないという事なんです。

※ちなみに同名の全く関係ない会社もあるので
検索するときは「株式会社ルーク 将棋」
と検索してください。

株式会社ルークですが、どうやら新しい会社のようで、自社商品の宣伝などの広告費が回せなかったのか原因は分かりませんが、販売戦略が拙い印象です。これはもったいないです。Twitterすらやってないほどネットに疎い私には尚更です。

話をまとめますが、問題点があると書いたものの、商品そのものは秀逸です。

将棋始めた方や中飛車を始めたい初級者から、ゴキゲン中飛車や相振り飛車の知識を軽く再確認するのにも本書があれば十分有用出来ると思います。

以前、紹介した将棋連盟の中飛車講座とも合わせて観るのも良いかと思います。

攻め側が中飛車限定になりますが、相振り飛車の基本的な流れを覚えるのも本書は良書だと感じました。

本書のようなDVDの解説付きの棋書、他の戦法でも欲しいと思うので、株式会社ルークさんに頑張ってほしいです。


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