将棋ノート(将棋初級者奮闘記)

大人になってから将棋を始め、将棋の上達をこじらせてしまった私の奮闘記です。

盤上の向日葵を攻略してみた[級位者・後編]

盤上の向日葵の残りの攻略です。
後半になると難しい対局もあり、一手指したら相手の猛反撃を凌いで勝ち、というパターンも少し変わってきます。
シナリオ終盤になると短期決戦の対局が結構出てきます。

ストーリーモードの対局は一手で終わる、次の一手形式の問題もありますが、ほとんどはある程度まで指し続ける実戦形式です。その分難しいですけど終盤力の強化に必ず役に立ちます。いや、ほんとに。


シーン16:道場、襲撃
宮本くんが道場破りに来た話です。
今回から難易度が上がってます。(多分)
宮本くんのキャラ崩壊はここから始まる。
直前の指し手:7九銀不成

ヒント:[平凡ではダメ]

攻略のポイント:自玉を放置すると簡単に詰まされるので、3三に角を打って自玉を守りましょう。
宮本は角の排除よりも寄せにかかるので、そこから角成りで受かるはずです。
宮本の攻めが途切れると、恐らく多くの駒を持っているはずなので、そこから相手陣にどう寄せていくか手がかりを作れるかが肝要になります。
今回の宮本は王手ラッシュだけでなく、自玉を固めたりしてくるので、今までの中でも厄介な相手です。ですが、宮本の玉は両隣が銀で窮屈になってます。守りの銀に圧力をかける、攻めの構想が求められます。


シーン17:桂子の正体
将棋道場で桂子と対局です。
なんか桂子の様子がおかしいですね…
この対局、短期決戦で決着出来ます。
対局後に桂子の正体が分かる重要な回です。
直前の指し手:6二玉

ヒント:[駒を渡さずに寄せる]

攻略のポイント:実はこの対局、二段目に龍が来ると桂子は受けきることが出来ません。
飛車を成り込んで桂馬とうまく連携出来れば、すぐに決着します。


シーン18:再びの宮本
宮本のウザさが前面に出てますが
対局の方は淡白な短期決戦になります。
直前の指し手:3二同金

ヒント:[3二同銀成では勝てない]

攻略のポイント:銀を渡すと即詰みされるので、
銀以外で攻める必要があります。
分からない方は3三への角打ちから詰みまでを構想してみてください。
寄せが甘いと反撃もありますが、銀を渡してないので怖くないはずです。


シーン19:生徒会長に直談判
人の話を聞かない生徒会長との対局です。
個人的には、この対局は難しかったです。
盤上の向日葵で一番多く指した回です。
直前の指し手:7二銀

ヒント:[玉を逃がさない寄せ]

攻略のポイント:相手玉の横と玉頭を攻める挟撃が有効ですが、どうしても手番を渡してしまうので、一度は生徒会長の反撃を受ける必要があります。最初に緩手を指すと、生徒会長に即詰みされることもあるので一手目が大事です。
玉を逃がさないように寄せるためには
まずは守り駒の連携を崩したいです。
5三の桂をうまく使えば、難しくありません。
生徒会長はここから反撃するパターンと守りに入るパターンがあります。
生徒会長の反撃は持ち駒が打ってくるのがほとんどですが、ここまでうまく指しているなら生徒会長の持ち駒が少ないはずので、すぐに大人しくなります。そこから寄せを間違えなければ、手番を渡さずに投了まで指せるはずです。
守りに入った場合は、龍で攻めた方が楽なので、まずは玉頭攻めをしかけて、守り駒を玉頭方向に誘導してから龍で切り込みます。ここで生徒会長は更なる反撃と自陣の強化を図りますが、ここは普通に対応します。手番が回ったら、今までの攻撃で手に入れた持ち駒で詰みまで寄せられるはずです。
この回は生徒会長の指し手のパターンに関わらず、開始時点で詰みまでの構想を練らないと攻略は難しいです。ホントに疲れました…


シーン20:消えた桂子
橋爪と将棋道場での対局です。
訊いてもいないのに橋爪から今回のストーリーでも
特に重要な事を話してくれる、大事な回です。
今回は短期決戦になります。
直前の指し手:1二玉

ヒント:[後手の受けに注意]

攻略のポイント:大駒が3枚も敵陣にあるのに場所が悪く、イマイチ効いてません。
大駒を切る派手な寄せでは詰ましきれず、駒を補充するヒマもないので3枚の大駒で詰めろをかけつつ、橋爪の守り駒を取っていくのが手っ取り早いです。
5一角成が有効で、橋爪が守りを固めたり玉を逃がしても、こちらの馬と飛車成り、3一角の集中攻撃は受けようがありません。
終盤力の強い人は一目で分かると思います。


シーン21:美術館の思い出
桂子のことで葛藤する哲は、何かひとつでも桂子の意図を知りたいあまりに、あの美術館の向日葵の絵を見に行くのですが…
なぜか哲は玲と一緒に美術館で向日葵の絵を観賞します。その後はふたりで一緒に宿題に取りかかり、宿題の気分転換に玲と対局します。難問です。
乙女心を知らなさすぎる哲、恐るべし
直前の指し手:4六馬

ヒント:[先手玉は詰めろ]

攻略のポイント:詰めろがかかってる上に、玲には2四の銀と守りにもすぐ参加できる馬があり、こちらの持ち駒は銀のみです。駒を切る寄せでは詰ませられません。
龍と成桂、持ち駒の銀を取られないように寄せれば投了させることが出来ます。
3一に龍を寄せて、受けてきた玲を銀で王手をかければ、龍の利きから銀は取れません。
その後、玲は王手をかけたり、馬を守りに参加させたりしますが、その際に詰めろが外れるので寄せられなくなります。


シーン22:桂子の影を追って
橋爪と将棋道場での対局です。シリアス回です。
疑いのかかった桂子を信じたい哲は橋爪から
情報を訊くだけでなく、独自に調べるようです。
対局後に橋爪から桂子が柏葉杯という将棋大会に
エントリーしたことを教えてもらえます。
哲は「自分に参加しろ、と言っているのでは?」と
都合の良い解釈をします。
哲は柏葉杯への参加を決意します。
直前の指し手:2一玉

ヒント:[詰めろ逃れの詰めろ]

攻略のポイント:お互い決定力不足ですが、安直に駒を渡せば詰んでしまう危険な状態です。
初手で詰めろをかければ、後は橋爪の攻めを受けるだけの展開になります。単調な攻めですが、頓死には気をつけてください。
どうしても詰めろが分からない方、検討モードですぐに分かりますが、3三歩が詰めろです。
何故詰めろがかかるのか考えて見てください。
ちなみに私は連続王手の千日手に持ち込んで
勝ちました。


シーン23:ネットからの情報
久しぶりに天童との対局です。
色々と情報をくれるのでありがたい存在です。
どうやら天童は秀じいと面識があるようです。
対局の方は盤面を良くみると…
直前の指し手:1二玉

ヒント:[詰ますしかない]

攻略のポイント:対局というより、実戦詰将棋です。9手詰の問題です。
解き方のポイントは最初、龍と銀で詰ましにいきます。最後まで龍で詰ませたいですが、このままでは龍が通れないので、ある持ち駒を捨てて、龍の通り道の確保を図ります。
最後まで詰め手順が思い付かない人へ。
最終的に2六の歩を拠点にして詰ましにいくので、途中まで順調に指せたら詰みは見えるはずです。


シーン24:秀じいをお見舞い
哲は天童から秀じいが入院してることを知ります。
秀じいは今井さんから哲と連絡が行き届いたようで、天童=今井さんという構図が成り立ちました。
哲は秀じいの病室の近くで
今井さんらしき人とすれ違いますが…
今回は秀じいの病室で対局します。
直前の指し手:7三同玉

ヒント:[自玉に受けはない]

攻略のポイント:前回と同じく、実戦詰将棋です。
幾つかの詰め手順がありますが、大体19手詰になると思います。秀じいの玉の動き、合駒次第で詰め手順が変わってきます。
前回の天童の対局よりも手数がかかるので難しいですが、詰ましにいきながら途中で手がかりを作り、詰みやすい場所まで誘導して詰ませる、と段階を分けて構想すると良いかもしれません。
馬と金のヒモを意識しつつ詰めていきますが、馬は捨てないと詰みません。金は手順次第で捨てたり、逆に一切捨てられないこともあります。
どこに手がかりを作って詰ましにいけるか?
構想力が問われます。詰め手順で難しいのは玉の捕まるイメージが難しい前半のみで、後半は馬捨てが見えたらあとは簡単な詰みになってます。


シーン25:棋譜集解析で特訓
2度目の激指宣伝回ですが、前回の検討モード同様に棋譜集解析も便利な機能です。
その棋譜集解析を勧めてくれた健一ですが…
健一の出番はエンディングまでありません。
自玉と相手玉のどちらが先に詰むのか
スピード計算が出来ないと攻略は難しいです。
直前の指し手:7五桂

ヒント:[8八飛成に注意]

攻略のポイント:初手3四角が詰めろ逃れの詰めろになり、すぐに相手が玉を逃がしても5一龍が詰めろになり、勝勢を維持できます。
玉を逃がさずに反撃することもありますが、そこまで怖くはないはずです。


シーン26:柏葉杯地区予選、第一局
以前、橋爪が話した柏葉杯将棋大会に
哲と玲は一緒に参加しました。
地区予選第一局の相手は秀じいです。
哲は秀じいと今井さんの話をしますが
どうも話が噛み合いません。
そこで秀じいから哲が思ってた今井さんは人違いで
今井さんは小学6年生の女の子
だと知って哲は驚きます。
天童の正体は小学生の女の子だったのです。
直前の指し手:1一玉

ヒント:[渡してもよい駒を見極める]

攻略のポイント:渡した駒がどのように攻めてくるか考える必要がありますが、まずは詰めろをかけておきましょう。すぐに投了します。
投了しなかったりすることもあり、また、詰めろをかけなかったり、受けに回ると、こちらの遊んでいる攻め駒が取られるはずです。
その場合は詰めろを維持しつつ、秀じいの攻めを凌ぐだけです。
どの手が詰めろか分からない方へ。
相手玉に近い攻め駒の中で
どの駒が近づいたら一番相手玉に
プレッシャーになるか考えてみてください。
難しくないはずです。


シーン27:柏葉杯地区予選、第三局
二回戦はたったの一行で終わりました。
第三局は宮本くんです。
ここで宮本くんのフルネームが
「宮本大樹」と判明します。興味無いです。
第一局ほどではありまんが、短期決戦になります。
宮本くんに勝てば本選出場が決まります。
直前の指し手:1五金

ヒント:[玉を逃がさないように]

攻略のポイント:初手から詰めろはかけられませんが、次の一手で詰めろがかけられると分かれば簡単に攻略できます。
3二への飛打ちから飛成で詰めろをかける手が思い付くなら問題無いです。


シーン28:前夜
哲と橋爪が将棋道場で美術品盗難事件の話をしながら対局します。
これまで哲が話題にしないので全然分からなかったですが、哲も独自に美術品盗難事件の背景を調べていたようです。
哲は桂子が盗む美術品は、後ろめたい理由でやりとりされたものばかりで、桂子はその美術品をあるべきところに返していく義賊だと確信しました。
それに対して橋爪は、どういう背景があろうと窃盗は犯罪であることを哲に諭します。
そして橋爪は、桂子のこれまでの行動や手口から大会に出ないと推察します。
大会に出場すれば会えると思った哲は…
それでも桂子を信じます。

桂子は「泥棒」だから大会に来ないと読んだ橋爪
桂子は「友達」だから大会に来ると信じる哲
ふたりの考えは平行線のままです

葛藤しながら指してる割りに対局の方は
哲の圧倒的な勝勢から始まります。
直前の指し手:4九と

ヒント:[中段玉をどう寄せるか]

攻略のポイント:橋爪の玉を包囲してる状態で、
ほぼ勝ちの状況です。
詰めろをかけるとすぐに投了します。
橋爪は一応、飛車(龍)で受かりますが、
その後はどう応じても受かりません。
今回は最終戦直前ですので、流石に指し手を教えるような6四の良いことはしません。


シーン29:最後の挨拶
本選一回戦の対局相手は、なんと桂子さんです。
でも、桂子さんはまだ対局の場に来てません。
この大会の規定では、対局開始の時間に遅刻すると持ち時間が削られていき、持ち時間を使いきっても現れなかったら失格というルールとのこと。
果たして、桂子さんは来るのでしょうか?
それは自分の目で確認してください。
ちなみに攻略のポイントには対局相手の名前を書いてるので、先に対局してから見てください。
直前の指し手:表記無し

ヒント:[逆王手に注意する]

攻略のポイント:大会の規定により
持ち時間を削られてしまった桂子ですが、
実際には桂子へのペナルティーは一切ありません。
攻略のポイントはいきなり詰めろをかけるより
直接王手をかけてから詰めろをかけると
桂子は投了します。

桂子を投了する局面はまだ将棋の勝敗が決まるほどの場面ではありません。ですが、初手から正答順以外の手を指すと敗勢確定になり桂子に詰まされます。
金と銀による包囲網による決着は、このストーリー的に面白い決着になりました。

マイナビさん、粋な局面図を作りますね。


これで[盤上の向日葵]の攻略を終わります。
自分の棋力の無さを痛感した対局が2局
(桂子戦1回目・生徒会長戦)ありました。
特に桂子戦に関しては、攻略法をうまく書けなくて大変でした。もしも有効な攻略の方針が分かったら、こっそりと更新しておきます。

次に[デイジーをもう一輪]の攻略を書く予定ですが、その前に後書きを書いてあります。

後書きでは、実際にストーリーモードをやってる人に向けて書いてあるので、知らない人をおいてけぼりにする内容になってます。

なので、是非激指10を買ってみてください。

続きは後書きで。