将棋ノート(将棋初級者奮闘記)

大人になってから将棋を始め、将棋の上達をこじらせてしまった私の奮闘記です。

盤上の向日葵を攻略してみた[級位者・前編]

激指10のストーリーモードは
最初から指していく対局はありません。
途中からの対局と次の一手形式の対局
そして詰将棋などがあります。

そして、相手の指し手は必ず同じ手を指すとは限らないので、何度も対局してみてください。
(指し手毎に最善手から3番目ぐらいまでを
ランダムで選ぶ傾向があります。)

※私自身、何度も試してますが私が確認出来ていない指し手があるかもしれません。なので、参考にするのは初手などの初期の方針だけでも構いません。

いきなり答えが分かるのはアレなので、ヒントと攻略のポイントは反転させれば読めるようにしてあります。それと相手が直前に指した手は、激指の棋譜で確認できます。

シナリオのネタバレに関しては、実際にシナリオを進めると分かることなので、遠慮無く書いてます。

それとシナリオの攻略ですが、ゲーム雑誌の攻略記事の様に書きました。その為、意図的に将棋用語を少し減らして書いてます。中には将棋用語とは違う解釈で使ってる言葉もあります。

私が難しいと思った問題は私なりに検討して得た解釈や指し手を多めに載せてますが、完全な解答手順はほとんど載せてません。理由は先述に書いた通り、相手の指し手が必ず一致しないこと、指し手がパソコンの性能に左右される可能性があること、そして検討モードや他の将棋ソフトなどで検討すれば最善手が分かるからです。

個人的な考えですが、答えを知るために将棋ソフトに頼るのは問題無いと思います。しかし、指し手の意図を理解しないと上達には繋がらないと思うので、何度も対局してみてください。

将棋クエストで全く勝てない私がいっても
説得力無いですよね…すみません。


盤上の向日葵のあらすじ(超手抜き)

美術館にある一枚の「向日葵の絵」を通して
主人公哲(さとる)とその周りの人たちの話です。
でも絵に関心を持ってるのはたったの3人です。


盤上の向日葵の登場人物紹介(テキトー)

哲(さとる):主人公。
主人公のなのに自分よりも先に健一を紹介した
天然な子。と言うより、自己紹介すらしないため
自身の名前の読み方が「さとる」と分かるのが
シーン8での桂子さんに呼ばれることで判明する。
トラブルに巻き込まれやすい体質。
半分は哲自身が原因だけど。

健一:主人公、哲の友達。早投げの健一。
ボルテスⅤには乗らない。影が薄い。
遠回しな激指の紹介の仕方から
健一の正体はマイナビの広報さんという説も。

玲:主人公、哲の幼なじみ。ヒロイン?
哲に対してすぐに焼きもちをやく。
マイナビの広報さん その2

秀じい:将棋道場の将棋仲間。
登場回数が多いためか、目立つおじいちゃん。
子供っぽい一面もあり、さらに好感度UP!
フルネームは小林秀治。

桂子:将棋道場の近くで偶然出会った美人。
美術関係の出版社で働いてるらしい。
玲の哲に対する様子から色々と空気を読んでる
大人の女性。ちなみに名字は「佐藤」です。
佐藤でかつらと言えば…

天童:ネット将棋の対戦相手。本名は今井桜子。
歌手ではない。
登場人物の中で唯一、キャラデザインが無く、
[キャラクターと対局]でも対局は出来ない。
天童の正体は小学6年生の女の子。
キャラデザが無いことを憤るロリコン続出。(多分)

宮本:強豪の高校生…なのだが
回を追うごとに残念なところが露呈する
[盤上の向日葵]で一番浮いてる人。
コメディリリーフ的ポジションは彼のみの特権。
フルネームは宮本大樹。

生徒会長:宮本の高校の生徒会長。
基本、人の話は聞かない。
宮本の斜め上をいく行動に対して全く動じない人。
[キャラクターと対局]で指すと分かるのだが
眼鏡を直す仕草が中指を立ててるように見える。

橋爪:将棋道場で知りあったオッサン。
範疇を越える仕事に定評のあるオッサン。
エンディングで突然、哲学を語る謎多きオッサン。


シーン1:健一との対局
主人公の哲(さとる)の友達の健一との対局です。
タイトルのまんまじゃん。
直前の指し手:3二同金

ヒント:[先手玉は詰めろ]

攻略のポイント:4一の角が邪魔になってます。
そこに金でも打てれば勝ちですが、こちらは詰めろがかかってるので、まずは詰めろを解消しないといけません。
安直に角を切ると相手玉に逃げ場所を与えるだけです。角を切らずにどう動かすのか?それが今回最大のポイントです。
特に健一の7一香からの詰めろは厳しいので、
角に頑張ってほしいです。
詰めろがかかってるからと必要以上に逃げると逆に捕まります。盤面と健一の持ち駒を良く見ながら逃げてください。捕まらない場所があるはずです。
一手目に最善手を指したとき限定ですが
まれに健一が投了(早投げ)することがあります。


シーン2:将棋道場への訪問
将棋道場の席主はキャラデザが無いので影が薄く
事実上の道場の主?秀じいとの対局です。
大滝秀治さんみたいな雰囲気が全開です。
ちなみに秀じいの名前も「秀治」さんです。
直前の指し手:3四同角

ヒント:[銀を渡すと先手玉は詰み]

攻略のポイント:秀じいに詰めろをかけられているので、それよりも先に詰ませないと勝てません。
秀じいには、2三への銀打ちから
6二歩成の強烈な攻めが有効です。
これが多分、最善手だと思います。
しかし、本番はここからです。
秀じいに限らず、激指は必死や詰めろがかかると、王手の連続ラッシュを中心にかなり強引な反撃をしてきます。
頓死しないように気を付けつつ、秀じいの攻め駒を取っていけば秀じいを投了させることが出来ます。
この対局での凌ぎのポイントは守りの金をどれだけうまく活かせるか、です。
ちなみに、うまくいけば連続王手の千日手
秀じいに勝つことも出来ます。


シーン3:健一と、再び
超電磁マシーン ボルテスⅤの健一と違って
堅実な性格でなかったのが健一の敗因です。

直前の指し手:7六桂

ヒント:[攻防手が必要]

攻略のポイント:まだストーリーの序盤ですが、
健一との対局はこれが最後になります。
健一の7六桂の利きが強烈ですが、こちらは1四に金駒などの攻め駒さえあれば勝てる状態です。
6九角が2四の金にヒモがついて、なおかつ守りにも参加できる攻防手になります。
とは言え、角を打っただけでは凌げません。
健一はここから複数ある攻めの手順で攻めてきます。健一の攻めを受けきらないと勝てません。
5六金と6九角、二つの駒を守りの中心に考え、健一の攻めが途切れるタイミングでこちらの角を攻め・守り、どちらかに使うかで勝負はつきます。
ちなみに、この回の健一はたまに早投げしたり
2手目にとんでもない悪手を指して
自ら頓死筋に飛び込むことがあります。


シーン4:玲との再会
幼なじみの玲との再会です。玲とは小学生以来の再会らしく、玲との対局になるのかと思いきや、将棋専門誌に載ってる、次の一手問題を解く話です。
なので、一手で終わります。
ささやかに週刊将棋の宣伝もしてます。
その週刊将棋ですが、休刊しました。
直前の指し手:3二飛

ヒント:[金駒を渡す寄せは負け]

攻略のポイント:ヒントがほぼ答えみたいなもので、金駒以外で寄せまでのきっかけを作れる駒がひとつだけあるので、その駒に気づけば、すぐに分かると思います。
ちなみに相手が最善手を外し、同飛車だと即詰み、同桂でも7手で詰みます。
手順が気になる方はストーリーモードを終わると直前に指した対局の盤面が残るので、そこから検討モードで手順を確認してみてください。


シーン5:桂子との再会
シーン2の秀じいとの対局後に桂子に会ってますが
覚えていますか?私は忘れてました。
この対局は今までの対局と比べても難しく
ちょっと長丁場になります。
私はこの対局が一番苦労しました。
直前の指し手:4四銀右

ヒント:[3一角を含みに]

攻略のポイント:盤上の向日葵の対局で唯一、この局だけは複数ある指し手に対応できませんでした。ですが、何とかひとつのパターンに限り攻略出来たので、今回はそのパターン限定の攻略になります。申し訳ありません。
ヒントでは3一角を含みに、とありますが
いきなり3一に角を打っても効果はありません。
角を打つ前に下準備が要ります。
5六桂で相手陣の銀の連結を絶つことで3一角を打ったときに邪魔が入らないです。この5六桂がこの対局の攻略で重要な一手になります。
4五の桂馬を成り、次に成桂を捨て、奪った駒を桂馬のヒモになるように打ち、角を攻めに参加した直後に成り捨てます。ここまで順調に指していたら、ここで桂馬で金銀の両取りが狙えます。
※実はここまでの間に桂子がこちらの飛車を攻めてくることがあり、私はそれが対処出来なくて攻略に苦労しました。
両取りから銀を奪えば、飛車を敵陣へ楽に突入することが出来るはずです。飛車が成り込み、最初に5六に打ってた桂を相手陣に突っ込み、桂子から奪った金駒と龍が敵陣にいるなら簡単に寄せられます。
一番理想的な寄せは、成桂をヒモに腹銀で桂子の玉を縛れば、暴れる前に投了させることが出来ます。
それ以外では敗勢になると王手ラッシュを中心に大駒を切ってきたりと豪快な攻めをしてくるので、詰まされないように受けきれば投了します。
詰まされるのが怖いなら、桂子が大駒を切るような派手な攻めを始めたら、持ち駒を自陣の守りに投入するのもひとつの手です。


シーン6:テレビ観戦
哲が観戦してた対局の放送を激指の検討モードを
使いながら哲ひとりで検討する話です。
もとい、激指の宣伝の話です。マイナビェ…
私も検討モードは良く使ってます。(激指14ですが)
この対局、勝ちきってくださいとありますが
3手あれば攻略出来ます。
直前の指し手:6二玉

ヒント:[寄せ切るしかない]

攻略のポイント:6三桂成が寄せの第一歩です。後は包むような寄せがイメージ出来れば大丈夫です。こちらにはもいるので、安心して寄せられるはずです。
ちなみに、もしも指了図から続けると激指は駒を渡す手しか指せません。攻めが途切れたら即詰みです。


シーン7:玲と自宅で
幼なじみの玲が主人公の哲の部屋で対局します。
残念ながら、少年マンガのような展開にはなりません。ええ、なりませんとも。
この対局は短期決戦での決着になります。
直前の指し手:4九歩成

ヒント:[左右挟撃の形を作る]

攻略のポイント:初手6二銀が強烈で、取ると頓死するので玲はこの銀が取れません。
なので、挟撃を避ける指し方に転換しますが、こちらは挟撃の形を維持できれば、後は激指恒例の無理攻めが始まります。しかし、かなり緩い攻めなので簡単に凌げます。落ち着いて指せば大丈夫です。
個人的には一番楽な対局でした。


シーン8:学生将棋大会観戦
強豪の高校生である宮本くんの将棋を
哲、玲、桂子の3人で検討する話です。
両手に花とは羨ましいとです。
この対局は幾つかのパターンがあるので
地力が問われる対局になります。難しいです。
直前の指し手:2一香

ヒント:[ここで決めないと勝てない]

攻略のポイント:龍を敵の守り駒に直接ぶつけるのが第一歩です。ここから何パターンか面倒な応酬があるのでちょっと苦労しました。
3三銀なら金を取り、取った金で直接王手をかけると、緩い反撃がありますが、持ち駒が少ないため、すぐに投了します。このパターンが一番楽かも。
1五歩なら金打ちから直接王手をかけてから、龍で攻め駒を補充しつつ、端攻めで対抗します。
2二香なら2四の桂の成り捨てから、1筋と龍の挟撃で寄せていきます。
最後はいつもの暴れ方をしますが、それは寄せまでうまく指せている証拠です。
この対局はどのパターンで来ても、必死がかかる前に投了するので、必死がかけられなくても、詰めろの形を維持できれば投了させることが出来ます。どのパターンも独特な流れの対局になるので、勉強になりました。
邪道ですが、他のパターンが来たら投了して対局をやり直すのも、ひとつの方法です。


シーン9:ネットでの対局
「天童」は[キャラクターと対局]で対局相手に選べないキャラクターです。しかも、ストーリーモードで唯一のグラフィック無しの対局相手です。
天童の正体はストーリーが進むと判明します。
直前の指し手:3三歩

ヒント:[銀を渡すと先手玉は即詰み]

攻略のポイント:最初に4一角と打てば、天童は次のこちらの攻めを受けきれず、いつもの暴れる流れになりますが、天童は攻め駒が少ないので、凌ぐのは難しくありません。
受けきって投了に持ち込む、いつもの必勝パターンになります。


シーン10:美術館で待ち合わせ
ストーリー的には重要な回ですが
対局の内容は哲と桂子が検討する話です。
終盤力の強い人はすぐに攻略出来ます。
直前の指し手:6一同銀

ヒント:[後手玉にからみつく寄せ]

攻略のポイント:実はこの対局、詰めろを扱った
次の一手問題なので一手で終わります。

銀打ちでは詰めろはかかりませんが…
正解から詰みまで10手もかからないと思います。
気になる方は検討モードで確認してみてください。


シーン11:宮本、来訪
宮本くんが要らんフラグを立てに来ました。
ひとつ前の桂子戦と同じく超短期決戦です。
直前の指し手:9二玉

ヒント:[粘りを許さない詰めろ]

攻略のポイント:この対局も一手で終わります。
ひとつ前の話と同じく、詰めろをかけられるかが要点になります。今度は持ち駒は銀しかありません…


シーン12:海へ!
海へ向かう途中で
何故か詰将棋を解く流れになります。
この回は詰将棋(双玉問題)です。
健一はフェードアウトしたものだと思ってたが。
ヒント:[鋭い捨て駒]

攻略のポイント:3手詰めの双玉問題です。
駒を捨てないと打開出来ませんが
欲張って駒を取ると詰みません。
後手の銀の利きを考えれば分かると思います。


シーン13:海水浴
哲が海で溺れた後に玲と対局する謎展開です。
直前の指し手:2二金

ヒント:[先手玉は△6六桂からの詰めろ]

攻略のポイント:3三角成が守りに利いていて、玲の6六桂からの詰めろを消すことが出来ます。
玲は3三の馬を取ると頓死するので取れません。
6六桂の詰めろをかけられない玲はそこから王手ラッシュしてきます。前回と違って今度は長手数の王手ラッシュを受ける必要があります。王手ラッシュにも幾つかパターンはありますが、大体は取る手で大丈夫です。
王手ラッシュの途中から、自玉の周りを広く整備出来れば最後まで凌げるはずです。


シーン14:夏祭りの夜
夏祭りで見かけた、大道将棋の屋台で
哲と玲のふたりで詰将棋を解く話です。
これも双玉問題になります。
最後に桂子が意味深な一言を言います。
ストーリーの本筋に迫る一言なので
覚えておくとストーリーが楽しめますよ。
自然に省かれた健一は泣いても良いと思います。
ヒント:[玉は中段で捕まる]

攻略のポイント:17手詰の双玉問題です。
初手の香打ちが一番難しいと思います。
ヒントにもあるように玉を中段まで誘導します。
この二つのポイントが分かれば17手詰と長くても
簡単に解ける問題だと思います。


シーン15:橋爪との出会い
将棋道場で橋爪さんというオッサンとの対局です。
去り際に何かのフラグを立てて帰りました。
対局の方は短期決戦になります。
初心者が相振り飛車を指すと誰もが経験する
通過儀礼みたいなものです。

直前の指し手:7三歩

ヒント:[一気に寄せる踏み込み]

攻略のポイント:美濃囲い崩しが分からなくても
大丈夫だと思います。
機動力のある飛車と角のふたつが要です。
機動性ならエルガイムだって!


今回の盤上の向日葵の攻略はここまでです。
続きは明日になります。