将棋ノート(将棋初級者奮闘記)

大人になってから将棋を始め、将棋の上達をこじらせてしまった私の奮闘記です。

オススメ棋書紹介(終盤編)

私は詰将棋の記事で
終盤力の強化詰将棋を勧めました。

ですが、詰将棋「王手をかけ続けないといけない」という独特のルールがあるため、「対局で王手をかけ続けるの実戦的では無いため、終盤力の強化にならない」考える方もいます。

私も将棋を指し始めて、しばらくの間は勝てなかったので、一時はそう思ってましたが、前回の記事の通り、終盤の寄せていく考え全く無かっただけなので、今はそう思ってません。
今回は私が「寄せ」を学んだ棋書を紹介します。

「寄せ」などの終盤を扱う棋書の中でも「必死」の問題集などの棋書は詰将棋の棋書と比べても少ないです。
なぜなら詰将棋よりも問題作成が難しいことから
制作側に高い棋力を必要とされるからです。
それでも「必死」を扱う棋書が存在するのは
需要に応える制作者の熱意だと思います。

今回はオススメする棋書は一冊の紹介です。
それとは別に対象棋力が異なる
他の四冊の良書簡明に紹介します。


今回紹介する棋書は寄せの手筋を取り扱った
「必死」の問題集です。
・寄せの手筋200
(金子タカシ・浅川書房)

この棋書のまえがきの一文に
「序盤の定跡や戦法が著しく進歩しているのに対し、寄せの基本手筋は古びることがない。」

これを読んだ私は、確かに戦法が居飛車振り飛車と違っても最後はどちらかが詰めるわけですし、寄せの手順に革命的なことが起こるのはそうそう無いことだと納得しました。例えるなら

マジンガーZの最終回で窮地に陥った
兜甲児の元に、新番組の主人公剣鉄也が
突然現れグレートマジンガーの援護で
強敵を秒殺して大逆転勝利する超展開
将棋界で何度も起きてたら
現代の将棋はもっとエキセントリックなものに
なっているはずです。

そもそも、終盤で誰も知らない人が出てきて
対局者と交代して指してたら大問題ですが。
・・・本題に戻りますが、「寄せの手筋200」では問題集の前に寄せの基本用語の説明してあるので、「詰めろ」や「必死(必至とも書きます)」を全く知らない人でも大丈夫です。

最初は簡単な問題からなので、初心者も解けますが、有段者が解くような難しい問題まで揃えているので、難しい問題は答えを知るだけでも手筋の勉強になります。
(棋書の文面にもそう書かれています)

最後には手筋の組み合わせによる
寄せの問題が出てきます。
この問題が解けるようになる頃には
確実に攻め方の選択肢が増えているはずです。

今も将棋をこじらせている私ですが、一時期、あまりの寄せの下手さから全く勝てなくなり、私はこの棋書に出会うまで長いスランプ自業自得を経験しました。

直接、人と会って将棋を指せれば、質問や疑問に反省点など、その場で話して解決できますが、私の場合は周りに将棋を指せる人が私以外に一人しかいないので、時間の都合がつきにくく、棋書に頼るところが大きいのです。


それと寄せを徹底的に解説に重点を置いている
棋書を二冊紹介します。
・寄せが見える本【基礎編】
・寄せが見える本【応用編】

(森けい二・浅川書房)

【基礎編】と【応用編】ともに寄せ形の解説に特化していて、解説の前に予習問題がありますが、解けなくても本題の方で丁寧に解説いくので置いていかれることはありません。

【基礎編】は初級者から読んでいけます。
戦法書や必死問題集を読んでて、必死の解説を
バッサリ切り捨てられてイラッとした方や
「寄せの手筋200」の参考書として一緒に買うのも良いと思います。

【応用編】は【基礎編】を読破しているなら問題ないですが、級位者にもオススメです。
また解説の図面が部分図から全体図になり、今度は自陣の安全と寄せのスピードも計算しないといけないので、より実戦的な内容です。


最後に囲い崩しと受けの手筋の棋書を紹介します。
・美濃崩し200
・凌ぎの手筋200

(金子タカシ・浅川書房)

「美濃崩し200」は名前の通り
美濃囲い攻略に特化した問題集です。
囲い別に崩し手順、手筋を問題にしています。
片美濃・本美濃・高美濃・銀冠
木村美濃・金美濃
手筋一つの基本の攻め方から、
手筋のコンビネーションを
駆使して攻める応用問題
まで押さえているので、様々な寄せの手順を学べるのでオススメです。


「凌ぎの手筋200」は
攻める側ではなく受ける側の視点
受けの手筋の問題集です。
今までに紹介した棋書の中でも
ぶっちぎりの難しさ上級者から有段者向けですが、有段が見えてくる頃には必ずこの棋書を手に取る日がやって来るので名前だけでも覚えていて損はありません。


以上で私のオススメの終盤の棋書の紹介でした。
次は振り飛車向けの手筋」の棋書を紹介します。

続きは次の記事で。