将棋ノート(将棋初級者奮闘記)

大人になってから将棋を始め、将棋の上達をこじらせてしまった私の奮闘記です。

棋界に伝わる二つの秘法 雁木・右玉伝説を買いました

どうも、おはようございます。今日は珍しく朝に更新してみました。

今回は一冊で「右玉」と「雁木」の戦法が学べるお得な一冊です。

棋界に伝わる二つの秘法
雁木・右玉伝説
マイナビ出版週刊将棋

本書は昔、1991年に発刊された「秘法巻之壱 雁木伝説」「秘法巻之四 右玉伝説」の二冊をそれぞれ2002年、2003年に加筆修正した上で文庫本化されたものが、さらに一冊にまとめて再収録されたものになります。

本のサイズは文庫本化された際と同じサイズのままですが、二冊まとめて収録されているので、これはお得ですよ。

雁木、右玉共に棋書が少なく貴重です。内容は秀逸ですが、文庫本サイズなのが最大の問題点です。

最初に発刊された、文庫本化される前のサイズは一般的な棋書と同じ、幅が19センチの本ですが、文庫本化されたことで15センチ幅に小さくなったのです。

サイズの変化がたった4センチだけだと大したこと無さそうですが、文字のサイズと特に盤面の表記サイズで差がつくのです。

マイナビ出版の一般的な棋書での盤面の表記サイズは、大きい表記で5.7センチ四方、通常の表記は4.5センチ四方です。

ところが文庫本サイズだと大きい表記は4.5センチ四方、通常の表記になると3.3センチ四方と小さく表記されてしまうのです。

文字や盤面が小さいのは、老眼の私には辛いです。書籍よりも大きく表記できる電子書籍をオススメします。


本書はとにかく丁寧な構成で、最大の特長は戦型のパターンを多く扱いながら雁木、右玉の基本を抑えていく解説です。

前回紹介した「変幻自在!現代右玉のすべて」と違ってレイアウトは全て先手側の解説です。一部、後手番を持った戦型もありますが、前後逆のレイアウトになってるので読みやすいです。

目次に各章で挙げる戦型の概要を記してるので、知りたい戦型と方針がすぐに分かります。雁木伝説の最後と右玉伝説の第1章、第2章の最後には初手から基本図、各章で解説していく戦型の指し手が記されているのも大きなポイントです。

「特別講義」というおまけもついてます。


[第1部 雁木伝説]
※第8章は以前、文庫本化された際に追加された項目です

第1章から第7章まで各章の最後に戦略のポイントをまとめた「コツ」が記されています。

第1章 攻める雁木
飛角銀桂を最大限に活用した
雁木の攻めの基本を伝授

第2章 三手角雁木
角を素早く右翼に転換し
攻めの理想形を実現させる

第3章 盛り上がる雁木
自陣の厚みを生かして
敵の攻め駒を押しつぶす

第4章 超急戦雁木
自陣の整備を省略して
電光石火の攻撃を敢行

第5章 5六銀型雁木
5筋の歩を交換して強力な攻撃
型を築き、敵陣を圧倒

第6章 変則攻撃雁木
雁木の攻めを警戒する敵陣に
変則攻撃を強行

第7章 角交換雁木
角交換を許しても
雁木の攻めは止まらない

第8章 最新雁木
最新の戦略に基づいた
スキのない攻撃

※最新雁木とありますが
近年プロ間で流行ってる「ツノ銀雁木」が
流行する前に追加された項目なので注意

[特別講義]
攻めの理想形Ⅰ〜Ⅲ
一段玉対策
☖6四歩対策
左美濃対策
☖7五歩の対策Ⅰ・Ⅱ
急戦矢倉雁木Ⅰ・Ⅱ
棒銀対策Ⅰ・Ⅱ
ツノ銀雁木Ⅰ〜Ⅲ
右四間対策Ⅰ・Ⅱ


[第2部 右玉伝説]
※第4章は以前、文庫本化された際に追加された項目です

第1章 風車右玉
バランス最高の駒組みで
地下鉄飛車の威力抜群

第2章 矢倉右玉
柔軟な守備力と反発力は
矢倉後手番の有力作戦

第3章 右玉七変化
無限の右玉バリエーション
変幻自在の指し回し

第4章 右玉実戦編
最新の実戦に見る
攻防のテクニック

[特別講義]
右玉伝説の特別講義はプロの実戦例です。

後手棒銀VS右玉Ⅰ〜IV
腰掛け銀VS右玉
矢倉つぶしの右玉Ⅰ〜Ⅲ


前回紹介した「変幻自在!現代右玉のすべて」では手番と戦型を絞って解説することで右玉を深く学べるのがコンセプトの棋書に対して、本書「棋界に伝わる二つの秘法 雁木・右玉伝説」では戦型を多く取り上げていくので、一見広く浅い印象です。

しかし、必修なポイントは丁寧に解説されています。右玉を指す狙いのひとつに、定跡を外して力戦で戦うのが本筋だとすると本書のように戦型を多く解説するのも、ひとつの最適解だと感じました。

定跡の情報量が絶対的に少ないため力戦傾向になりやすい両戦法は、初手から知りたいと思う方も多いでしょうが、本書はページこそ大分後にまとめられているものの、指し手を初手から載せている点はとても大きなメリットです。これなら、独学でも間違った指し方やいい加減な指し方が身につくようなリスクは確実に減ります。

前回の棋書は右玉のスキルアップに向いてますが、本書は右玉をはじめから学ぶのに向いてますのでオススメです。

雁木も本書に収録されているので雁木を学ぶのにもオススメしますが、先述した通り、近年プロ間で採用している「ツノ銀雁木」が流行する前に収録されたものなので、本書では学べません。特別講義の中にツノ銀雁木の解説はありますが、ニュアンスが異なるので注意です。


[初心者と初級者向けの棋書の記事はこちらです]

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変幻自在!現代右玉のすべてを買いました

こんばんは、約10日ぶりですね。

早速ですが、今回紹介する棋書の話の前に一言を。

本書は、はじめて右玉を学ぶ方にはあまり向きません。理由はある程度居飛車の戦型や指し方を知ってないと読み解くのが難しいからです。

なので、あらかじめ右玉がどんな戦法か概要だけでも知っておくと読みやすいと思います。

右玉をメイン戦法に指していきたい方や右玉党ならオススメの一冊です。今回紹介するのはこちら。

変幻自在!現代右玉のすべて
マイナビ出版・青嶋未来

本書の右玉は全て後手番の解説のみと思い切ってて潔いです。盤面の上側になので初級者には読みにくいですが「慣れろ」としか言えません。

後手番を解説した棋書は、創元社など一部の例外を除き、盤面をひっくり返してレイアウトしてる棋書の方が少ないのです。慣れた方が後々、他の棋書を読み通しやすいです。


まえがきの書き出しは「皆さんは右玉にどんな印象を持たれていますでしょうか?千日手狙い、受け身、玉形が薄いなどと思われているかもしれません。しかし私は、攻守のバランスが取れた戦法で、陣形の隙のなさで玉形の薄さをカバーできている戦法だと考えております。」と始まりますが、第1章の最初に「持久戦から手詰まりになったとき、千日手を狙えるのが後手右玉のメリットだ。」と書いてあります。

手番を片方だけに絞れば、習得必須な要点を伝えやすいところが本書の最大の特長です。だから本書では後手番オンリーの解説なんです。なので先手番でも指そうと思えば指せると思います。


ざっくりと戦型の概要です。

第1章 角交換型風車右玉
第1節 駒組み
第2節 先手の急戦策
第3節 腰掛け銀 ▲2八飛・5八金型
第4節 腰掛け銀 ▲2九飛・4八金型


第2章 風車右玉
第1節 駒組み
第2節 矢倉
第3節 矢倉急戦
第4節 左美濃

第3章 角交換型矢倉右玉
第1節 駒組み
第2節 ▲4六歩型
第3節 ▲4五歩型

第4章 矢倉右玉
第1節 駒組み
第2節 △8一飛型
第3節 △5二飛型
第4節 対早囲い

第5章 右玉のセオリー


第4章までは各戦法の指南で、各章の最後に「青嶋の結論」とまとめがあります。第5章右玉のセオリーは右玉独特の考え方、将棋観の説明になってます。

コラムも2つあります。「三段リーグ」「趣味のチェス」

戦型ごとのポイントをまだ把握出来てないので省略しますが、すっげぇ雑にまとめると、角交換と角交換しない右玉風車と右玉矢倉、4パターンの戦型を取り上げた内容になってます。

第1章、第3章の角交換型では先手側が穴熊へ組んだ場合の解説があるんですが、穴熊の囲いを咎めるような指し方よりも、穴熊も完成させても相手に攻める焦点を作られない戦い方の内容になっています。穴熊だろうが一切お構いなしの姿勢は驚きました。

前回もそうですが、右玉はミスすると取り返しにくいようで、本書でも失敗例を挙げて失敗の原因を丁寧に説明しています。

攻防バランス良く指すために、何がダメなのか、他の戦型では悪形みたいでも他の駒と連携させた手を指し回す右玉は今まで紹介してきた戦法とは世界観が全く異なります。

カウンターを誘うだけでなく、攻めが続かない展開に持ち込む、攻めの焦点を作らせないなど、相手がウンザリするような手をバンバン展開していくので面白いですが、積極的に嫌われにいくので友達が減りそうです(笑)

辛い手とも意味が違いますし、右玉は奥深いですね。

右玉は「戦法」というより「思想」だと感じました。


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相振り飛車で左玉戦法 居飛車で右玉戦法を買いました

どうも、こんばんは。今回紹介する棋書は「右玉」です。

前回、雁木っぽいやつをやりましたが、私が勉強したいと思った戦法は右玉です。実は他に雁木も買いましたが、雁木は右玉の後に紹介する予定です。

右玉と雁木は、初心者や初級者は攻め方と囲いなどの基本をちゃんと身につけた方が良いので、これからしばらくの間紹介していく棋書は基本とかけ離れた戦法なので、あまり参考になりません。

その点を予めご了承ください。


前回、攻略記事で雁木の棋書はほとんど無いと書きましたが、右玉も同じぐらい存在数がありません。右玉を知るならオススメの一冊です。

振り飛車で左玉戦法 居飛車で右玉戦法
創元社小林健

「玉飛接近すべからず」という格言がありますが、右玉・左玉はそのセオリーを無視して、動かした飛車に玉がついていくような戦法です。

本書は全ての章で先手番の解説なので読みやすいのが良いところですが、読解力よりも棋風による相性が問われる戦法です。主な章はこちら。

第1章 相振り飛車で左玉戦法
第2章 相居飛車で右玉戦法
第3章 対振り飛車で右玉戦法


第1章では題名通り、相振り飛車を「左玉」で戦います。

相手が金無双、美濃囲い、穴熊に組んできた場合の対抗策の指南がメインです。相手が角交換を拒否した場合の解説も少しだけあります。


第2章は「右玉」です。

最初は相矢倉模様から右玉での対抗策です。

相手が片矢倉に組んで、「角交換」と「角不交換」で対抗してきた場合の対抗策に

こちらが居飛車振り飛車かハッキリさせずに陽動作戦を展開する戦い方もあります。それが「陽動振り飛車」です。陽動振り飛車で角交換を拒否し、相手の戦型を矢倉に指定させます。

最後に相手が一手損角換わりで戦ってきた場合の対抗策の解説です


第3章は振り飛車を「右玉」で対抗します。

相手が向かい飛車、三間飛車ゴキゲン中飛車を指してきた場合の対抗策の指南です。


そもそも、右玉・左玉ともに定跡があまり無いので、本書は定跡の解説というより、基本指針や玉と飛車を接近させた場合で起こる注意点など、指南が中心になります。

振り飛車だと堅い囲いでおなじみの美濃囲いが有名ですが、今回の戦法は堅さでは勝負出来ません。

右玉、左玉は囲いの「堅さ」で対抗するのでなく、「飛車の横利きを守りに活用する」と「反撃の下準備の下段飛車」と「陣地を広く展開する」ことで対抗する戦法なんです。どこで戦いが起きても対応するのが基本指針になります。

定跡が整備されていないので、対局中に相手が対抗策を思いつく前に勝てれば理想的ですが奇襲戦法と違って、積極的に主導権を握っていく戦法ではないので、とにかく地力が要求される戦法です。

振り飛車よりも相手の攻めを待ち受けてカウンターを誘うような本戦法は難しいですね。


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これからはじめる人のための将棋 レベル8を謎の新戦法で攻略したよ編

こんばんは、豆腐です。今日は久しぶりに将棋ソフトとの対局です。

今回は両方振り飛車で戦いましたが美濃囲いは採用しませんでした。理由は後述します。

美濃囲いが優秀で堅い囲いであると実感しました。そして、囲いの堅さに頼らない戦いがどれほどキツいのか良く分かった対局になりました。

早速、先手番から攻略します。私もレベル8も振り飛車指したので相振り飛車(相三間飛車)になりました。


f:id:toufunokadohasokosokokatai:20190227193349j:plain本局のレベル8の出だしなら振り飛車や矢倉で対抗出来そうな感じです。

ここまでは普通の流れでしたが、私は対局前に思いついた謎の戦法を試してみました。f:id:toufunokadohasokosokokatai:20190227193405j:plain

これが今回の最大の問題作

「ツノ銀振り飛車雁木」
略して「(ツノ銀)振り雁」です。

実は今回、ツノ銀中飛車で攻略するつもりでしたが、それなのにあまり指したことが無いから駒組みとかすっかり忘れてまして、どうしようかなーと迷ってたんです。ですが...

「将棋・序盤完全ガイド相居飛車編」を読んた時、雁木とツノ銀って何か似てるなーと思ってたら、今プロ棋士が採用してる雁木が「ツノ銀雁木」というのを知りまして、居飛車は研究熱心で良いなーと羨ましく思ってる内に

振り飛車でツノ銀雁木やったら
どうなるかな?

という好奇心が芽生えたんです。
雁木組んだら金が邪魔で
中飛車に振れないのを
この時点でまだ気付いてませんでした。

前回レベル7で苦戦し、負けたら駒落ちしてから再挑戦するペナルティを課したにも関わらず、プレッシャーよりも好奇心が上回っちゃいました。

それで思いつきでやったのが上図のアレです。

ちなみに参考にした「相居飛車ツノ銀雁木」の戦型はこちらです。f:id:toufunokadohasokosokokatai:20190227193435j:plainいくらコンピュータのレベルが低いからといって、私の実力と思いつきで「やっぱり勝てませんでした」という生兵法はダメだと教訓を含めて、負けを覚悟してたんですが...f:id:toufunokadohasokosokokatai:20190227193445j:plainレベル8は振り飛車らしい、相手の攻めを迎え撃つ理念を通り越した、全く警戒しないという様子見をしてきました。

ソフトも私の戦法が意味不明だと思ったのでしょうか?予想ではお互いの銀を上がって腰掛け銀っぽくなるかな?と思ってましたが予想外でした。

とにかく、警戒心がレベル7よりも無くて、拍子抜けの内容でした。完勝パターンです。見どころ無いんで省略しまーす。f:id:toufunokadohasokosokokatai:20190227193457j:plain左銀と角が利いてて、レベル8がこの連携を崩すことは出来ませんでした。レベル7なら雑でもヒモをつけて攻めてくる可能性はあったんですが、本局ではそれらの指し回しは全く無かったので前回よりも弱くね?とさえ思いました。


後手番ではレベル8は打って変わって居飛車を指してきましたが、私は「振り雁」指しました。f:id:toufunokadohasokosokokatai:20190227193510j:plainノリと勢いに任せて振り雁指してますが、居飛車側の飛車先を突破されるとホント笑えないので、向かい飛車で対抗しました。f:id:toufunokadohasokosokokatai:20190227193522j:plain24の歩を角で取った局面です。飛車で取れば飛車交換出来ますが、いきなり飛車打ち込まれると対処出来ないと思ったので飛車角交換ならまだ良いかな?と角で取りました。ところが...f:id:toufunokadohasokosokokatai:20190227193532j:plainレベル8は金を上がる大悪手。大悪手会の開催です。銀がタダて取れました。

直後に私の飛車先に歩を打ってきましたが、向こうの飛車は金が塞いでるので無駄な攻めです。f:id:toufunokadohasokosokokatai:20190227193544j:plain馬で王手です。王手は主目的でなく、レベル8の金と飛車を狙うための歩を打つことと、もしも攻めが上手くいかなかったら左桂を攻めに参加させるのが目的でした。

実際は金に逃げられましたが飛車が取れました。

直後に右側から端攻めされましたが、相手は持ち駒の無い端攻めでは戦力不足。角も端攻めに参加してきたので簡単に角が取れました。

その後、馬を切りましたが、その角を再び端攻めに使ってきました。それから角を切って、と金が自陣に攻めてきましたが、これでは効率が悪いですし、もう間に合いません。

前にタダで取った銀と守りの金を交換し、角打ちで詰みました。桂馬は龍成の時に取ったので、いつでも投入出来るので跳ねる必要無くなりました。角も再び取ることが出来ました。

これら一連の流れが煩雑になってしまいましたが、画像を全て載せると大変なので、すみませんが投了図まで省略します。
f:id:toufunokadohasokosokokatai:20190227201240j:plain投了図です。

左の龍が攻めに参加出来ませんでしたが、取られるよりはマシですけど遊び駒は良くないですね。


まさか、あの思いつきの謎戦法で勝てるとは驚きでした。

振り雁は実用的ではありません。百歩下がって相振り飛車なら、相手が初見なら使えそうですけど...相手が居飛車だと飛車先を突破されると敗勢ものだと思います。
誰かこの問題作、完成させてください。

今回はたまたま上手くいきましたが、冗談程度に見てくださいね。
美濃囲い堅いとか書いておきながら
雁木全く崩れてねーし。


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将棋・序盤完全ガイド 相居飛車編[増補改訂版]を買いました

どうも、こんにちは。って、もうそろそろ夜ですね。

今回はちょっと想定してなかったことがあったので、補足を含めて前置きが長めになります。

前にネット通販で棋書を買ったと書きましたが、今回紹介する棋書はそれとは別の棋書です。ですが、持っていると参考になるかも知れない良書です。

実はネットで買った棋書は、前回紹介した「速攻振り飛車大全」を除くと全て居飛車でして、この記事を書いてる段階では四冊中三冊まで届いたので三冊を軽く読み通してみたんですが...

これらの棋書全て
初級者にオススメ出来ません(苦笑)

ホント困りました。

私が居飛車の棋書を揃えた理由は、もしも右四間飛車が指せなかった場合、どう居飛車を指していこうかなと思ってる内に居飛車に興味を持ちましてね、もうちょっと別の戦法を勉強してみようと、ある戦法に絞って棋書を揃えたんです。

勉強するかどうかまだ迷ってるので、決まるまではこれらの棋書紹介はしなくても良いかな〜?と悩んでましたが、もしも他の方が私と同じ棋書を手に入れた感想が「知りたかったのは、これじゃなかった」だと、なるのも何か嫌なので、初級者レベルなりにでも早目に書いていこうと決めたんです。

しかし、買った全ての棋書がハズレだと断言出来ないんですが、中には「棋力云々以前に、誰に合わせて書いたのか分かりにくい棋書」があったのも事実です。

ですが、居飛車の基本知識が足りない私に棋書を読み解くのも難しい現状です。こうなると、初級者視点の紹介も難しい。なので、私自身がもう少し居飛車の基本を勉強すれば良いと思い立ち、家から凄っげぇ遠いところにある、県内最大規模の大型書店で居飛車の棋書を片っ端から立ち読みしてきました。
※立ち読みもイスに座って読むのもOKな本屋です。
迷惑行為では無いので悪しからず。

そんな中、振り飛車党の私が読んでも凄っげぇ分かりやすい居飛車の棋書があったので、今回は通販で揃えた棋書の紹介よりも先にその棋書を紹介します。

正直、私が振り飛車を始める前にこの棋書が発刊されてたら、今の私は居飛車党だった(かもしれない)と言える程の秀逸な棋書です。


今回の棋書は

将棋・序盤完全ガイド
居飛車編[増補改訂版]
マイナビ出版上野裕和

実はこの棋書、元は2013年に発刊されたんですが、昨年に増補改訂版と名の通り、加筆修正された本です。ここ五年の間にプロ棋士の戦型の流行が激変した経緯を加味、考慮した内容にリニューアルされた増補改訂版をオススメします。

この棋書、元々評判が良いんです。他に「振り飛車編」と「相振り飛車編」がありますが、「振り飛車編」も増補改訂版が出ました。こっちもオススメです。

象棋力は入門書を一通り読み解いた初級者から、参考資料に有段者まで読めると思います。

戦型を幅広く扱って解説してる点が以前紹介した「基本戦法まるわかり事典」と似ている気がしますが、一番の違いは読者層の違いです。

「基本戦法まるわかり事典」は指しやすかったり、人気のある戦法が選ばれていて、まるで戦法のカタログで、読者層は実際に将棋を指す方に向けて書かれている棋書でした。

しかし本書は、プロが戦型を選ぶようになった経緯と理由、基本知識からさらに実際に指すに至って簡易な指針とポイントまで丁寧に書いてあり、とにかく読みやすく、文体と解説が読者層を広めに、そして楽しく書かれているのが特長です。資料性も高いので、将棋を指す方だけでなく、観る将の参考としてもオススメします。

増補改訂版の前のバージョンも秀逸ですが、私が特に推したい理由はプロ棋士が急に採用しまくっている雁木のことを書いてある点です。以前のバージョンには雁木は書かれていません。

雁木は棋書自体がかなり少なくて、私は前に「右四間飛車って棋書少ない」と書きましたが、雁木はそれ以上に棋書がありません。そもそも、雁木の駒組みを初手から丁寧に解説した定跡書なんて今では発刊されていませんし、聞いたこともありません。

本書は定跡書ではなく、概要と指し手の意図やプロの現状などを述べた、データベースのような位置付けの棋書で、戦型全ての詳細はありませんが増補改訂版で追加された雁木は今まで埋もれていたために、雁木が何なのか知らない私のような人には歴史から概要まで書いてあるだけでも、とてもありがたいのです。

本書の概要を超ざっくり書くと

角換わり、矢倉、相掛かり、横歩取り、一手損角換わりに増補改訂版で追加された雁木、全部で六つの相居飛車の戦型の歴史と変遷、基礎知識の解説がメインです。本書にも書かれてますが、「ざっくり」と解説してます。
居飛車の基本指針や心構えまで書いてある棋書は希少で、「相居飛車特有の戦型の決定の流れ」「一部の戦型は囲いと戦法が共存している」ところは知らなかったので、とても参考になりました。

居飛車の棋書を買っても相性が合わなくて失敗するより、先に本書を持っておけば居飛車が合うか合わないか分かりますし、先述しましたが資料として高い価値があるので買って損することは無いはずです。

また、私のような振り飛車党にも居飛車の考え方や理屈が分かりやすいです。その点も推したいポイントです。

ぶっちゃけ、ネットで本書の感想を
事細かく上手く書いてる人いるんで
詳細が知りたい方は検索して
そっちの方を読んでください。

マイナビさんのサイトか通販サイトでのレビューも見てほしいですが、一番は本屋で直に手に取って読んでほしいです。凄っげぇ面白いですよ。


今回は棋書の感想と紹介になっていない内容でいつも通りでした。

今まで色んな棋書読んできましたが、居飛車の棋書で面白いと思ったのは本書がはじめてでした。個人的には矢倉と雁木の変遷が特に面白かったです。

次回の紹介も居飛車ですが、内容が色々難しいので参考にならないかも知れません。

うーん。困りましたねー。書きたくねぇー(笑)


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